パソコンインストラクター

パソコンインストラクターが大変で辞めたい!対策方法やおすすめの転職先をご紹介

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パソコンインストラクターって、大変ですよね。

何を何度聞かれても答え続けなければならないし、ついさっき説明したことをもう一度尋ねられても、笑顔で答えなければなりません。

自分がそのマウスを手に取ってやってあげられたらどんなに楽か・・・!と思っても、実際は言葉だけで伝えなければならず、慣れない内や新たな問題に直面した時には四苦八苦します。

新しいバージョンが出たらそれも勉強しなければいけないし、その分前覚えたことはほとんど使わなくなることもあります。

勤務時間もバラバラで不規則、立ちっぱなしであるし、体を壊しそうになった方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな様々な事情を抱えるパソコンインストラクターが大変で辞めたいあなたに、その対策方法やおすすめの転職先をご紹介します!

パソコンインストラクターの辞めたいほど大変なところ

具体的に、パソコンインストラクターのどんなところが大変なのか。

まず、パソコンインストラクターあるある!とも言えるような大変さをピックアップしてみました。

これを読んで、まずは一緒に共感していきましょう!

パソコンが「使え」ても「教える」のは全く別で難しい

パソコンインストラクターをやっている方なら体感したことがあると思うのですが、パソコンを「使える」ことと「教える」ことは、全くの別物です。

自分はパソコンが使えるからと、パソコンインストラクターを選んでも、いざ教えるとなったら大変な苦労が伴いますよね。

自分ならこうしてすぐに解決できるのに、言葉にして伝えるのは難しい。

私も、練習問題などでWordのレイアウトが大きく崩れてしまった生徒さんに対して、自分でやるなら数分で直せるものを一つ一つ言葉で説明しなければならないもどかしさと難しさに苦労しました。

また、自分が当たり前のように行っている操作について思いがけない質問を受けることもあり、答え方に困ったこともあります。

「教える」というのは「使える」とは全く別で、独立して鍛えていく必要があるんですよね。

パソコンやソフトのバージョンが変わる度に勉強がやり直しになる

Windows10などのパソコンのバージョンや、Word2019などのOfficeのバージョンは、時代を経るごとに次々と新しいものが出てきます。

そして当然のように、パソコン教室で使うテキストも新しく販売され、パソコン教室はそれを仕入れますよね。

そして、新しくパソコンを買った生徒さんが入会すると、教える必要があります。

大変なのは、このようにバージョンが変わる度に、テキストや練習問題を実際にやってみて一から勉強し直す必要があるということですね。

当然ですが、自分が使えなければ教えることができません。

パソコンインストラクターは、常に勉強が必要であるというところも大変です。

生徒さんの都合次第なので勤務が不規則すぎる

パソコンインストラクターは講師で、職種も教育系ですが、サービス業の一面もあります。

そのため勤務はシフト制であることが多く、休みも勤務時間もバラバラです。

更には、生徒さんの都合次第で急に出勤になったり、勤務時間が変わることもあり、本当に不規則です。

私も、早番の時には「今日は〇時に帰れる!」と思い、終了時間になって教室も落ち着いているのでそろそろ上がろうとした時に、生徒さんが1時間延長すると言い出したので勤務時間が延びたことがありました。

反対に遅番でも、当日になって予約が沢山入ったので早めに出て来てほしいとか、とにかく生徒さん次第でシフトがころころ変わり、これには本当に参っていました。

困った生徒さんを担当すると本当に辛い

パソコン教室に来る生徒さんには、色々な人がいます。

手がかからない人はレッスン時間内でも数回質問をするかしないかくらいで本当に楽ですが、中には困った生徒さんもいますよね。

 

  • こちらの話を全然聞いてくれないのにできないと文句を言う
  • 絶えず質問があり過ぎて、マンツーマンレッスンの料金でないのにマンツーマンの状態になる
  • せっかちで説明をする前に操作をしてしまいめちゃくちゃになる
  • 不機嫌で、どのように教えても返事が無い

 

などなど、挙げるとキリがないほどです。

こんな困った生徒さんを担当してしまうと、本当に疲れますよね。

それでも笑顔で説明し続けなければいけないし、笑顔で喋り続けて顔が痛くなるし、息切れもするし、気疲れもします。

その生徒さんが帰る頃には精根尽き果てて・・・でも、まだこれから別の困った生徒さんの予約がある。

ただただ辛いの一言ですよね。

何時間も立ちっぱなしで座れない

パソコン教室の中には、生徒さんからの質問が無い時には座って待機することが許されている教室もありますが、反対に座ることは一切許されず、勤務時間中ずっと立ちっぱなしのところもあります。

立ちっぱなしというのはサービス業によくあることで、ある程度動き回って作業をするところならそれほど苦にはなりません。

ですが、同じ場所にずーっと立ったままでいるというのは、脚がすぐ痛くなるし、かなり疲れます。

パソコン教室もある程度歩き回ることはできますが、限界がありますし、あまりウロウロし過ぎても、生徒さんの気を散らしかねません。

立ちっぱなしで座れないというのは、大変なところですね。

トイレに行くタイミングが無い

これは切実な問題なのですが、トイレに行くタイミングがありません。

本当にありません。

一人の生徒さんを教え終ったら、他の生徒さんに呼ばれる。

これが終わったらトイレに抜けようと思っても、また他の生徒さんに呼ばれる。

また、一人体制のシフトになる時もあります。

この時に、休憩時間にトイレに行くつもりでいても、不意の問い合わせや業者の来校があったら、タイミングを奪われます。

地味ですが、辛い問題ですね。

パソコンインストラクターの将来性は?

パソコンインストラクターの将来性は、パソコン教室の将来性と表裏一体で、ネット上でも話題に上がることが多いですよね。

もし将来性が無いのなら、大変な思いをしてまで続けるモチベーションも保ちにくいです。

しかし、残念ながらパソコンインストラクターの将来性は無いと言われています。

パソコンを「習う」という時代は終わった

パソコン教室は、当然そこに通って、パソコンを「習う」ための場所ですよね。

しかし、パソコンを「習う」という時代は終わったと言われています。

私がパソコンインストラクターをしていた時にも感じたのですが、生徒さんの入会はどんどん減ってきて、同じ系列の他の教室でも同じような悩みがあると聞きました。

今や家庭に一台は当たり前で、一人一台持っている家庭も多い状況です。

自分で適当に使えるし、わざわざお金を払って「習う」ということ自体が、馴染みのないものになってきているのです。

子どもの頃から使えるし、分からないところはインターネットで調べられる時代に

私は平成数年生まれですが、私の時代から、既にパソコンは小学校の授業で使う時代でした。

そのため、電源の入れ方やマウスの持ち方など、基本的なことは操作できますし、私も家でもインターネットで画像を印刷したり、ペイントソフトで遊んだりしていました。

それから15年以上経った今、時代は既に、小学生の時からパソコンの授業が本格的に導入されようとするほどになっています。

それでなくても家庭にあるパソコンを子どもの頃から当たり前のように使っていますし、大人でもちょっと分からないことがあったらインターネットで調べられる時代になっていますよね。

わざわざ教室に通って「習う」という時代は、終わりかけています。

将来性は無いと言われるパソコンインストラクターを続けるのは辛い

こんな風に、パソコンインストラクターには将来性が無いと言われると、続けるのは辛いと感じますよね。

大変なパソコンインストラクターを頑張って続けても、キャリアは積み重ならないことになるし、もし今のパソコン教室が潰れてしまっても、転職先のパソコン教室は無いかもしれない。

ただでさえ大変なのに、将来性まで無いとなると、モチベーションは下がりっぱなしです。

パソコンインストラクターが辛い時の対策方法

では、本当にパソコンインストラクターは大変な上に将来性も無く、続けるだけ無駄なのでしょうか。

そんなことはありません!

今のパソコン教室が好きで、パソコンインストラクターを辞めたくないと思っている方。

また、パソコンインストラクターは大変で将来性も無いようだけれど、でもせっかく入ったしもう少し続けてみたいなと思っている方。

そんなパソコンインストラクターを続けたいという気持ちが少しでもあるなら、モチベーションを保つのは可能です!

やりがいを見出してみる

パソコンインストラクターが大変で、将来性も無いと言われてモチベーションが下がってしまっている方は、やりがいを見出してみましょう!

一見普通の事のように聞こえるかもしれませんが、やりがいを感じることができれば、人は頑張れます。

実は、パソコンインストラクターで培った能力は、思わぬところで沢山活かすことができます。

私も、どんな状況でも笑顔で対応する力が身に付いてサービス業に活かしたり、パソコンの資格やスキルを活かして事務作業をスムーズに行ったりしました。

パソコンインストラクターだったということが職場に知れたら、皆困った時に頼りにしてくれて、冗談で「先生」と呼ばれたりして感謝されることもあります。

そんな、サービス業にも事務職にも活かせる力が培えるパソコンインストラクターなんだ!と思うと、何だか頑張れそうな気がしませんか?

そして、何より生徒さんの「ありがとう」の言葉や、「〇〇先生のことが大好き」という言葉を聞いた時など、パソコンインストラクターをやっていて良かったという瞬間が、必ずあるはずです。

その生徒さんの顔や言葉に励まされながら、「先生」を続けるのも素敵なことなのではないでしょうか。

ホワイトなパソコン教室に転職する

生徒さんのことや将来性のこともそうですが、どちらかと言うと立ちっぱなしの状態や勤務時間が不規則で長時間になりがちというように、職場環境に悩んでいる場合もありますよね。

そのような場合には、今のパソコン教室は辞めて、ホワイトなパソコン教室に転職することをおすすめします!

パソコン教室といっても、待遇や職場環境は様々です。

一般的にブラックと言われている系列もあれば、個人のところなんかは案外融通が効いたり、座らせてくれるところもあります。

職場環境が辛いことが原因でパソコンインストラクターを辞めたいと感じているのなら、ホワイトなパソコン教室に転職すると良いでしょう。

パソコンインストラクターを辞めて異業種に転職する

パソコンインストラクターは大変だし、やりがいも感じられないし、将来性も無いから辞めたい!という場合は、パソコンインストラクターをきっぱりと辞めて異業種に転職しましょう。

せっかく始めたパソコンインストラクターとしての自分を変えるのはもったいないと思うかもしれませんが、先程も述べたように、パソコンインストラクターで培ったスキルや経験は、異業種で存分に活かせます。

特に未練も無く、パソコンインストラクターとして働くことにストレスを感じている場合は、異業種に転職するのが得策です。

パソコンインストラクターにおすすめの転職先

では、パソコンインストラクターを辞めて異業種に転職する場合、どのような転職先がいいのでしょうか。

おすすめの転職先をいくつかご紹介しますね。

これらを見て、あなたも自分に合いそうな転職先を考えてみてはいかがでしょうか。

パソコンスキルが活かせる事務職

まずは、事務職ですね。

パソコンインストラクターは、パソコンを「使う」だけではなく「教える」ことができるので、普通にパソコンを使える以上の能力を有しています。

そして、パソコンインストラクターとして働ている以上は資格も持っているか、在職中に取ることが多いですので、資格も持っています。

転職先から、「パソコンは使えますか」と聞かれた時に、これらの資格とパソコンインストラクターだったという事実を伝えると、転職先の反応はかなり良く、「この人なら安心して事務作業を任せられそうだ」と思ってもらえます。

パソコン操作で困っている先輩や同僚の問題を解決してあげれば、信頼感も得られていいですよ。

接客スキルが活かせるサービス業

パソコンスキルはもちろんそうなのですが、パソコンインストラクターとして何よりも培われるのは、そのサービス能力です。

パソコンインストラクターは、どのような生徒さんにも、何を聞かれても笑顔で何度も答える必要があります。

その上、生徒さんの質問の意図をくみ取る必要があるので、相手の立場に立った高度なコミュニケーション能力が培われます。

教室内を回している時でも、電話が鳴ったり、同時に複数の生徒さんの対応をしたりするので、客観的に状況を判断しながら優先順位を考えて行動する力も身に付きますよね。

これらの能力は、サービス業にそのまま活かせるものなので、面接や実際に働いた時にアピールして発揮すると、相当要領の良い仕事ができます。

私も、パソコンインストラクターをやっていたお陰で、常にお客様の立場に立って、いつも笑顔で、どんな細かいニーズにも対応できることを実感しながらサービス業をやっていたので、間違いないです。

教える能力が重宝される教育系の仕事

パソコンインストラクターは、毎日パソコンを教えますよね。

教えるには、話す時に噛んで砕いて、根気よく、分かりやすく説明する必要があります。

このような「教える」という能力は、教育系の仕事に活かせるのでおすすめです。

例えば、塾の講師とか家庭教師とかですね。

他にも特技があるのなら、その特技を活かした分野の「先生」になるのもおすすめです。

「教室」の運営経験が活かせる英会話教室

パソコンインストラクターをやっていると、パソコンを教えるだけでなく、新規入会を目指して営業活動を行ったり、広告を作成したり、入会の説明会を行ったり、行事ごとのお知らせを作ったりもしますよね。

このような「運営経験」は、英会話教室にも求められるので、英語が得意なら尚更おすすめです。

英語が得意でなくても、英会話教室の受付スタッフなどの方が運営を任されるので、受付スタッフとして頑張るのもいいですよ!

まとめ

パソコンインストラクターは、絶えず勉強が必要だし、何を言われても笑顔で教え続けなければいけないし、座ることもできないし、勤務時間も不規則で、更には将来性まで無いと言われて、本当に大変な仕事です。

しかし、やりがいを見出すことで楽しく続けることが可能なのも事実です。

パソコンインストラクターで培ったスキルや経験は、異業種に転職する時でもそのまま存分に活かすこともできます。

そのことを念頭に置いて、生徒さんの笑顔や声と共にやりがいにしても良いですし、思い切って転職をするのも良いですね。

転職をする場合には、事務職はもちろん、サービス業や教育系の仕事、英会話教室などもおすすめです。

パソコンインストラクターを辞めたい場合はどうすれば良いのか、ヒントになれば幸いです。

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