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一般事務が大変で辞めたい!そう思った時の対策方法や接客業に転職した体験談をご紹介

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一般事務って、大変ですよね。

一見座り仕事で専門性も低いし楽だと思われがちですが、だからのこその悩みが尽きません。

そのわりには仕事が終わらないことも多くて、残業も続くしパソコンを見るのも疲れたという状態にもなり得ます。

元々接客が好きだったり、人と関わったり体を動かしたりすることが好きな人には、一般事務は味気無くて辛いと感じます。

また、専門性も無いので磨かれるスキルも無く、将来に不安を感じたりもしますよね。

そこで今回は、一般事務を辞めたいと思った時に、どうすれば良いかの対策方法や、実際に接客業に転職した体験談をご紹介します!

一般事務を辞めたい!辞めたくなるほどの一般事務の大変ポイント

ではその前に、一般事務を辞めたいと思ってしまう原因でもある、一般事務の大変なポイントをピックアップしました。

一般事務はやりがいも感じにくいですし、人間関係が悪いことも多いです。

終わらない仕事にうんざりしたり、腰痛や肩凝りなど健康に不調を来したりすることも・・・

詳しく解説していきます!

一般事務辛い・・・一日中パソコンに向かって何を頑張っているのか分からない

一般事務をしていて辛いのは、自分は何のためにこの作業をやっているのかと疑問を抱いてしまうことです。

そもそも一般事務というのは、ある会社に勤め、その会社のための事務作業をこなす仕事ですよね。

その会社の業界を特に愛していたり、その会社に思い入れがあったりする場合は良いです。

ですが、特に何となく選んだ会社であったら、その会社のためにひたすらパソコンに向かう日々に疑問を抱いてしまいます。

好きでもない会社のために、時間を割いて黙々と作業をしている・・・

仕事のためと割り切れる人は良いですが、人生で多くの時間を費やす仕事だからこそ、もっと生き生きと納得して働きたい!と思ってしまうと、苦しむ部分です。

人間関係最悪!じっと座って一緒にいるからこそ発生するイジメやパワハラ

会社内でのイジメやパワハラは、仕事が忙しい会社ほど少ない傾向にあります。

忙しいと、イジメたりハラスメントをしたりする時間も無いし、それよりも団結して仕事に取り組む方が優先になりますからね。

しかし、一般事務でそこまで忙しいというのは珍しく、結果として暇を持て余した上司や先輩が、イジメたりパワハラをしてくるという現象が起きます。

時間があるからこそ、余計な心理が働いて、人間関係が悪くなるわけです。

また、接客業なら仕事を教えないと回らないので必然的に教えますが、一般事務はある程度放っておいてもすぐに支障を来すことはありません。

そのことも、ちょっと放置してみようかなと思われたり、仕事を教えるのが面倒臭いと思われる原因になります。

このままで良いの?やりがいの代わりに感じる焦燥感

一般事務は、それ自体にやりがいを見出すことが難しいですよね。

余程自分を奮い立たせるのが上手で、工夫して楽しめない限りは、ある程度仕事を楽に感じてしまうこともあります。

それはそれで悪いことではないのですが、やりがいが感じられない代わりに焦燥感を覚えてきたら、辛くなります。

ただ同じような作業を、淡々とこなす日々。

特に大きな課題も無ければ、変化も無い。

楽だけど、このままで良いの?成長しなくて良いの?と感じてしまい、焦燥感に苦しめられます。

腰痛に肩凝り。座り仕事から来る不調が辛い

座り仕事は、立ち仕事よりも楽ですが、立ち仕事以上に体に不調を生じさせることがあります。

 

  • 座りっぱなしがもたらす腰痛
  • パソコンを一日中触ることによる、首や肩の凝り
  • パソコンの画面を見つめ続けることによる、目の痛み

 

一度腰痛を経験したら中々治らず、癖のようになって辛くなります。

また、首や肩の凝りを改善しようとして、いくらちょっとの休憩に肩を回したりしても、凝りを完全には避けられません。

更には、目の疲れから頭痛が起きることもあるなど、座り仕事から来る不調には悩まされます。

仕事が終わらない。常に多くの仕事を抱えているストレス

一般事務では、ある程度の仕事があって、それが事務員にそれぞれ割り振られて仕事をしますよね。

常にto doリストのようなものを自分なり先輩なりが管理して、期日を決め、それに間に合うように優先順位を決めながら取り組んでいく必要があります。

中には一度に沢山の仕事を抱えてしまって、終わらないという事態に陥ることもあるでしょう。

常に自分が抱えている仕事があるので、生真面目な性格だったり完璧主義であったりしたら、いつもその仕事が気になって気が休まらないという心理状態になります。

「あれをやらなきゃ」という気持ちが常にあるので、落ち着かなくなるわけですね。

また、仕事が中々終わらない時には残業をする日も重なり、ストレスが溜まってしまいます。

とにかくつまらない・・・そう思う人は向いていない場合も

元々接客が好きだという人にとっては、一般事務は非常につまらないと感じてしまう仕事です。

自分なりにやりがいを見出そうとしても、どうしても人と関わる仕事に比べると刺激性に欠けます。

私も、接客が大好きだったのに、やりたい仕事があったため事務職に就いたことがありますが、それはそれは味気無い毎日で、心がしぼんでいく気分でした。

また、体を動かすことが大好きな人も、一日中椅子に座ってじっとパソコンで作業し続けるのは苦痛だと感じますよね。

クリエイティブな仕事が好きな人も、ただ与えられた作業をこなすだけの一般事務ではつまらないと感じます。

つまらないという気持ちが抜けない人は、一般事務は向いていない可能性があります。

一般事務を辞めたいと思った時の対策方法

では、一般事務を辞めたいと思ったら、すぐに辞めた方が良いのでしょうか?

転職するなら早い方が良いと言うし、次の転職先を探そうかな?

そう思うのも無理は無いですが、少し踏み止まってください。

せっかく入って頑張っている会社ですし、もう少し何かやってみてから転職を決めませんか?

ここでは、一般事務を辞めたいと思った時の対策方法をご紹介します!

自分なりにやりがいや楽しさを見出してみる

一般事務がつまらないと感じていたり、やりがいが無くて焦燥感を覚えている場合は、自分なりにやりがいや楽しさを見出してみましょう!

案外考えてみたら、やりがいや楽しさは見つけられるものです。

 

  • ある仕事に対して、絶対に何時までに終わらせると決め、実現できたらご褒美にお菓子を買うと決める
  • 単純な作業でも、いかに効率良く取り組めるか真剣に考えて実践してみる
  • 普段の業務の中から社内で改善できることを考え、上司に企画・提案する

 

上記はあくまで一例ですが、やってみたら今の仕事がより楽しく、やりがいのあるものに変わりそうな気がしませんか?

仕事が足りないのなら、何か見つけて増やしてしまうのも手です。

つまらない・やりがいが無いというだけが辞めたいという理由なら、せっかく慣れている職場を離れるのはもったいないので、ぜひ試してみてください。

ずっと続けられる!長期的な観点から一般事務のメリットを捉える

接客業は、立ち仕事であったり、忙しい職場だと走り回ったりしなければならないことから、体力的にきつく限界を感じることがあります。

その点一般事務は、座り仕事ですし頭脳労働なので、何歳になっても無理なく続けられるというメリットがあります。

30代・40代になってから接客業から事務職へ切り替えようとする人もいるくらいです。

仕事が終わらないなどの一般事務のストレスと、長く続けられるというメリットとのバランスを考えたら、もう少し続けられそうな気がしませんか?

体が辛いのなら定期的に立ち上がって肩を回したり背伸びをしたりする

腰痛や肩凝りなど、一般事務の仕事から来る体の不調がどうしても辛い時は、定期的に立ち上がるなどして、体を動かしましょう。

今もやっていても辛いという場合は、頻度を上げても良いです。

繰り返し体を解す習慣をつけることで、体の不調はかなり改善されます。

また、傷めてしまってそれだけでは治らないという場合は、整体院へ行って一度きちんと治療をしてもらいましょう。

治療した上で、体をこまめに動かす習慣を身に付けると、かなり楽になりますよ。

立ち仕事でも、人や職場環境によってはその負担から腰痛になったり、緊張から肩凝りになったりします。

一般事務よりは程度が軽いことが圧倒的に多いですが、今改善できるならやってみて、何とかなりそうならそのまま一般事務を続けてみてはいかがでしょうか。

どうしても辞めたいのなら転職を検討する

このまま今の一般事務を続けてもやりがいも楽しさも見出せないし、体の不調も我慢ならないという場合は、転職を検討しましょう。

特に、イジメやパワハラを受けている場合は、迷わず転職して大丈夫です。

あとは、いくらやりがいを見出そうとして積極的に取り組んでも上司が取り合ってくれないとか、会社全体の意識が低くて改善の余地が無い場合で、自分が成長できないとこを苦痛に思う場合も、迷わず転職しましょう。

そんなことは無いけれどとにかく辞めて異業種に転職したいんだ!という場合でも、一般事務のメリットを理解した上でその意思が揺らがないのなら、転職してみましょう。

一般事務からのおすすめの転職先

では、一般事務を辞めたいと思った時は、どのような職種に転職すれば良いでしょうか。

パソコンでやりがいの無い作業を繰り返すのが嫌だという場合には、やはりやりがい抜群の接客業がおすすめです!

他にも、頭脳労働でありながら人と積極的に関われる職種もありますよ。

順に解説していきます!

立ち仕事で人と話し放題!接客業

一般事務から最も離れた職種である接客業は、座り仕事で体が辛い、毎日が味気無くてつまらないという一般事務の大変ポイントをとことん覆す職種です!

基本的に立ち仕事なので、常に歩き回れて一般事務特有の腰痛とはおさらばですし、一般事務よりも肩や首を解しやすい環境なので、体の不調が改善されます。

もちろん、職場環境によっては、接客業でも腰痛や肩凝りに悩まされることもありますが、一般事務から来る不調よりはかなり程度は軽いです。

また、お客さん相手なので毎日毎日変化があり、色々な人と接することができて刺激的な仕事生活が送れます。

一般事務とは全く違い、体も解放されて毎日変化や刺激が欲しい!という人には、おすすめの接客業です。

頭脳労働だけれど人とも関われる塾の講師や家庭教師

一般事務をやっていたということは、頭脳労働が好きか、あるいは慣れていますよね。

いきなり接客業をやると、今度は頭が退屈する!という場合は、塾の講師や家庭教師を選ぶと良いでしょう。

塾の講師や家庭教師なら、一人パソコンに向かって黙々と作業をするというには程遠いです。

また、生徒という存在に勉強を教える「人相手」の仕事なので、毎日それこそ嫌というほどの変化がありますし、生徒の将来がかかっていて責任重大という点でかなり刺激的です。

変化や刺激が欲しいけれど、頭も使いたいという場合には、塾の講師や家庭教師を目指してみましょう。

接客寄りだけれど教育系!体も動かせる英会話の講師やジムのインストラクター

せっかくだからもう少し体を動かす仕事がしたいという場合には、英会話の講師やジムのインストラクターが向いています。

英会話の講師は、子ども相手だと一緒に歌ったりゲームをしたりと、体を使います。

ジムのインストラクターも、動き回ってお客さんをサポートしますし、自分が体を鍛えることもできます。

そして更には「教える」という点において頭脳労働もできますし、塾の講師や家庭教師よりは接客業寄りなので、正に良いとこどりといった職種です!

体をしっかりと動かして頭脳労働もし、変化も刺激も欲しいという場合は、目指してみてはいかがでしょうか。

一般事務から接客業へ転職した体験談

ではここで、実際に一般事務から接客業へ転職した私の体験談をご紹介しますね。

私はそもそも接客が好きで、人と関わることが大好きな性格だったのですが、やりたいことがあり、ある会社で一般事務を行いました。

しかし、いざやってみると、一日中パソコンに向かって黙々と作業するだけの毎日は、私にはあまりに味気無く感じたのです。

もちろん、パソコンを使うのは好きでしたし、パソコンでの作業が苦痛だったというわけではなく寧ろ楽しかったのですが、パソコンじゃなくて人間を相手に仕事がしたい!という気持ちが次第に強くなっていきました。

様々な葛藤の末、結果的に一般事務から接客業へ転職したのです。

すると、驚くほど毎日の気持ちが変わりました。

どこか虚しい気分も抱えながら仕事をしていた気持ちが、接客業によって生き生きと輝き出したのです!

毎日違うお客さんに会えるのが楽しくて、歩き回ってお客さんの対応をする毎日が楽しくて、転職して本当に良かったと思いました。

まとめ

一般事務を辞めたいと思うと、葛藤が始まって辛いですよね。

毎日刺激もなくてつまらないし、本当にこんなので良いの?と悩んだりもします。

座り仕事で腰痛や肩凝りに悩んだり、忙しい職場では終わらない仕事に疲弊したりして、疲れ切ってしまいます。

一般事務を辞めたいと思ったら、自分なりにやりがいや楽しさを見出してみたり、こまめに体を動かしたりしてみて、仕事が楽しく思えるように行動してみましょう!

それでもダメなら、転職を検討してOKです。

接客業や塾の講師、インストラクターなど、一般事務では経験できなかった、変化もあり刺激的な毎日が待っていますよ。

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