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警察官を辞めたい・・・。辞める理由と転職先を元警察官が考察

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警察官を辞めたい!と考えている人は非常に多いです。

特に辞めたいと考えている人は若年層が多い印象です。

警察官に拝命して3年以内の方が最も多く、実際に転職されている方も20代30代が中心です。

私は、警察学校を卒業後に1年半地域課で交番勤務をしていました。自分自身警察官が嫌になって辞めました。

しかし、辞める時は、

  • 辞めても大丈夫か?
  • 次の転職先はあるのか?

などなど不安なことが沢山ありました。しかし、現在は優良民間企業で勤めることができています。人生なんとかなるものですね・・・。

ということで、まずは警察官を辞めたいと思った理由を挙げていきたいと思います。警察官を辞めたいと思った理由・・・めちゃくちゃ沢山あります!!w

警察官を辞めたい・・・これだけの理由

長時間労働が蔓延

警察官の労働時間は非常に過酷です。本当に大変ですよね。

交番勤務では、当直、非番、休日というサイクルの繰り返しになります。

まあこの勤務で収まれば全然問題ないと思うのですが、警察官という仕事は突発的な仕事が多々あるものです。

例えば当直日の朝8時に侵入盗があれば、対応しなければいけません。あと1時間で勤務終了・・・という時に限ってそういう通報って多いものです。特に夜中に被害にあって朝になって気が付くパターン、本当に多いですよね。

侵入盗があれば被害届の他にも、捜査報告書、実況見分(簡易)、写真撮影報告書、場合によっては供述調書(刑事がやること多いですが)、任意提出、領置、還付書類などなど様々な書類作成が待っています。

さらに現行犯逮捕や緊急逮捕となった場合は、刑事と連携して様々なことに対応しなければいけません。こうなると一切寝ていないのに帰れるのは、非番の日の夜中・・・ということも珍しくありません。

さらに休日の日は柔道訓練や張り込みなどもありなかなか休めません。うーん、地獄ですねw

交替勤務制がキツイ!毎日勤務制もきつい!!!どっちに転んでも地獄

交代勤務、毎日勤務制もかなりきついです。交代勤務のきつさは先ほど紹介しましたが、毎日勤務の方も大変です。

警察官って日勤の勤務の部署に所属したら夜勤をやらなくても良い、というわけではないですよね。

例えば刑事であれば基本的には日勤です。しかし、実際は署の夜勤に6日に1日勤務しなければいけません。※自治体により異なります。

地域で起こる様々な事案に対応したり、夜間の保護や、検死などにも対応する必要があります。

そういう仕事をこなしつつ、いつもの仕事も同時に行うわけですから本当に大変です。家にいつ帰ってるの?という方も多々いますよね。答えは簡単です。みんな帰っていませんw

僕は毎日勤務制は経験していませんが、そういう現場を見て「将来こうなるのか・・・」という不安に駆られたことが多々あります。

精神的ストレスが多い検死

警察官の仕事の中でも僕が一番嫌だったのが検死です。本当にこれ憂鬱になりますよね。検死はいいけど、大学病院等でやるアレが嫌だって思う方も多いですよね。

守秘義務や遺族の方へ配慮させて頂き検死やアレに関しての業務内容については割愛します。

この記事を読んでいる方は現役の警察官だと思いますので、わかってくれると思います。

家族との時間を犠牲にする、「呼び出し」

警察官の業務の中でも「呼び出し」についてはかなりストレスと感じている人は多いのではないでしょうか?

例えば家族でディズニーランドに行っているとします。

しかし、管轄地域で大きな事件、事故が発生した場合・・・はい、呼び出しですね。

家族を置いて自分だけ先に帰る必要があります。

大きな事件、事故があって被害者の方が苦しんでいるのに警察官である自分が遊んでていいんですか?ということですね。

被疑者検挙のためにも一人でも人員が欲しいときなのに、のんびりと家族旅行するのはダメでしょ。というのが警察全体の考え方です。

まぁ考え方は分かるのですが・・・実際個人としては非常にストレスですよね。休みの日にいつ電話があるのかヒヤヒヤします。

友だちと遊んでいる時もスマホが常に気になります。僕は気持ちが休まるときはありませんでした。

職務の責任が重い。大きなミスは即報道

警察官の職務の責任は非常に重いです。

例えば拳銃、手錠、警察手帳を紛失してしまった場合、即全国ニュースです。もしこれらを紛失して、誰かに悪用された場合・・・取り返しのつかない事態に陥る可能性もあります。

【拳銃紛失】男性巡査、要人警護の経験なかった

また、被害届などの司法書類に不備がある状態で裁判になった場合、被告人が無罪になる場合があります。本来裁かれるべき人が、警察官のつまらないミスや不正で裁かれなくなってしまう恐れがあります。

これは被害者側としては非常に憤りを覚えるのではないでしょうか。当然ながらこういったことが起きると全国報道になります。

これ以外にも人の生死にかかわる重大な決断を迫られる場合もありますし、とにかく職務の責任は極めて重いです。

こういった責任の重さも警察官を辞めたい、と考える一つの要因です。

クセが強い上司が多い。パワハラの横行

警察官というのはその職務の特殊さから、クセが強い上司が多い印象です。

まあ人間であれば誰しも個性はあります。しかし、その度合いが強すぎてしばしばパワハラまがいのことをされることもあります。女性の警察官であればセクハラを受けることもあります。

【大阪府警パワハラ】「父のような警察官に」夢砕かれた息子、母の苦悩今も

こういった報道は氷山の一角で実情としてはまだまだ水面下には多くの問題をかかえている職場があります。

警察官から転職はできるのか?おすすめの転職先について

警察官からの転職ですが、意外となんとかなる場合が多いです。

僕の同期も10名ほど辞めましたが、全員再就職して現在は別路線で頑張っています。

ただ、警察官という職業は特殊であるがゆえに企業によって評価が分かれます。

  • 警察か。嫌い
  • 警察!?すごい

このどちらかに分かれますw

警察が嫌いっていうのは全体の1、2割くらいの印象です。すごいな!と評価してくれるのは8割か9割くらいです。

意外と高く評価してくれるところが多いので転職で不利になるということは少ないと思います。

警察官から公務員への転職

警察官から転職する場合は、公務員へ転職する方が多いと思います。僕も警察を辞めたら市役所へ転職をしようと考えていました。

ただ、市役所や県庁などは競争が激しいく倍率が高くなかなか難しいです。筆記試験の難易度も高いです。

それなりの大学を出ている人向きの転職先と言えます。

ただ、警察官になれたのであれば十分可能性はありますので、トライしてみるのもありです。

警備員

警察官から転職する場合に、経験を活かせる職業としては警備員が挙げられます。

警備員は柔道、剣道経験をそのまま活かして面接でアピールできますし、元警察官ということであれば評価も高いです。

ただし、仕事自体は激務で厳しいことが多いのが実情です。年収も警察官から落ちることが多いため、それなりの覚悟は必要かと思います。

探偵業

探偵業は主に浮気調査、不倫調査などを行う仕事です。特に刑事を経験していた警察官であれば非常に高い評価を受けやすいです。

警察官の刑事が定年退職後に探偵業を開業してお金を稼ぐ・・・という人もいるくらいです。

優良民間企業

何よりも大切なのは、「警察官の仕事を活かせる仕事を探す」のではなく、「自分に合う仕事を探す」ということです。

警察官だから、警察官の経験を活かしたい、と考えるかもしれませんが、その考えで自分の可能性を狭めてしまうのはやめましょう。

私も最初は警察官の経験を活かして・・・と考えていましたが、そうなるとできることはかなり限られます。

もっと広い視点を持って「今の自分に合う仕事を探す」というスタンスで様々な仕事を検討しましょう。

警察官からのおすすめの転職先10選。有利な仕事先で経験を活かそう。

おすすめの転職先は転職エージェントへ聞くのが最も賢い

学生の頃は学校が支援してくれた。社会人は転職エージェントが支援してくれる

転職エージェントは企業と個人をマッチングしてくれるサービスです。

学生の頃の学生課、就職課のようなところですね。学生から要望や相談を受けて就職に関する適切なアドバイスや求人情報を提供する場所ってありましたよね。

それの社会人版のサービスです。

転職エージェントは、リクルートエージェントやdodaエージェントなど大手を使うと安心です。

面談、電話それぞれに対応している

転職エージェントは面談、電話それぞれに対応しています。警察官として日々の仕事が忙しすぎる、と感じる方は電話で相談すると良いでしょう。

これからのキャリアや転職の可能性について相談に乗って貰えます。

僕もそうでしたが、一人で悩んでいても気に病むだけです。どうしても一人だとネガティブになってしまいますよね。

こうして転職エージェントと話し合うだけでも、ポジティブな気持ちになります。

少しでも転職の可能性がある方は今すぐにでも転職エージェントを活用していきましょう。

評判のリクルートエージェント面談を受けた感想!

警察官の退職率は高い。退職理由は様々。

新人警察官の退職率は1年で15%~24%です。

神戸新聞NEXT

また、採用して1カ月で10%が辞めるという情報もあります。

揺らぐ警察 ~組織“弱体化”を食い止められるか~

いづれにしても、警察官の退職率は高いと考えられます。私も警察官を拝命して3年で同期は20%ほど退職しました。

ただ、退職した後も同期は別の世界で活躍していることを考えると、警察官から他への転職というのは比較的やりやすいのだと思います。

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